サルキー社のブロードキャスターは、全機種 基本構造は同じです。
サルキーの特徴
・シャッターは底部ではなく斜面に位置する事で、満載時でもスムーズに開閉します。
・アジテーターは、サルキー社特許の「振り子式アジテーター」。肥料を壊す事無くシャッターに送ります。
・その後、肥料はシューターを通りディスクに落とされます。
・肥料の落とす位置が、ディスクの中心に近いほど遠心力が掛かり遠くに散布されます。
シューターは肥料の落とす位置を調整しています。
・ シンプルな遠心力方式を採用する事で、ベーンの角度調整など面倒が一切ありません。
(シューター方式はサルキー社が特許を持っていましたが、特許が切れた現在は他社もこの方式を採用しています。
「スピードコントロール」! この技術にライバルはいません!
New! X40+/X50+ ECONOV SPEED CONTROL
現在シードドリルでは、時速20km/hでの高速播種が可能になりました。 草刈り作業も時速25km/hは、今は普通に行われています。
ブロキャスも例外ではなく、時速30km/hで散布する時代が来るとSULKY社は予想しています。
今回の「スピードコントロール」はその第一歩となる、アングル補正機能です。
既に「車速連動」のブロキャスはあり、それは車速に応じて散布する「量」を調節する機種です。
しかし、高速になれば散布幅も当初の設定から変化してしまう事がわかりました。
散布幅が乱れると当然掛け合わせも狂ってきます。
「スピードコントロール」では、散布量だけでなく速度に応じた散布幅に補正します。
X40+/X50+ECONOVに「スピードコントロール」モデルを追加しました。
この新しい補正機能は、SULKYだけの技術です。
TWIN DISC FERTILISER SPREDERS
DX20/20+ DX カタログ ダウンロード
・DX20 / DX20∔ スプレッダー
モデル | ホッパー容量 | 奥行き×幅×高さ | 散布幅 | 重量 | シャッター方式 |
DX20 | 900L | 1.23×2.21×0.91m | 9-18m | 300kg | 油圧 |
1.500L | 1.23×2.21×1.12m | 340kg | |||
DX20+ | 900L | 1.23×2.21×0.91m | 12-18m 18-24m |
305kg | 油圧/電動 |
モデル | DPB(車速連動) | WPB(車速連動+重量補正) | その他 | シャッター |
DX20 | ― | ― | ― | ― |
DX20+ | 〇 | ― | ― | 油圧 |
DX30/30+ DX カタログ ダウンロード
・DX30 / DX30+ スプレッダー
モデル | ホッパー容量 | 寸法 奥行き×幅×高さ | 散布幅 | 重量 | シャッター |
DX30 | 900L | 1.23×2.21×0.90m | 12-28m 18-28m 28-36m |
310kg | 油圧/電動 |
1.500L | 1.23×2.21×1.10m | 350kg | |||
2.100L | 1.23×2.21×1.30m | 390kg | |||
2.700L | 1.23×2.21×1.50m | 430kg | |||
DX30+ | 1.500L | 1.23×2.40×1.06m | 12-28m 18-28m 28-36m |
305kg | 油圧/電動 |
2.150L | 1.23×2.40×1.27m | 350kg | |||
2.350L | 1.23×2.80×1.29m | 355kg | |||
3.000L | 1.23×2.80×1.49m | 400kg |
モデル | DPB(車速連動) | WPB(車速連動+重量補正) | ISOBUS対応 | ガイダンス・ セクションコントロール |
社外ターミナル対応 | 備考 |
DX30/DX30+ VISION(ビジョン) | 〇 | 〇 | × | × | × | |
DX30/DX30+ W-ウェイティング | 〇 | 〇 | 〇(一部) | 〇 | DX30/DX30+にコントローラーを選ぶ事が出来ます。VISION又は、クォーツ800又は、社外ターミナル。 | |
DX30/DX30+ W-コントロール | 〇 | 〇 | 6セクション | 〇 | DX30/DX30+にコントローラーを選ぶ事が出来ます。VISION又は、マトリクス570G又は、社外ターミナル。 |
X40+/X50+ Xシリーズ カタログダウンロード
ECONOVモデルは、車速センサー・重量センサーによる散布量補正機能に加え、GPSガイダンスシステムと連動した散布幅自動調整機能が
装備されています。枕時や散布済みの所に入ると自動でシャッターが閉じ、無駄な肥料の軽減や正確な散布が可能です。
クォーツ800 ISOBUSターミナルでは、実際に散布される円弧状の散布パターンで12セクションの散布管理しています。
これが出来るのはサルキー社のみです。また、クォーツ800ターミナルでは、圃場マップを用いてレート変動散布など可能です。
ECONOVのブレードには、特許を取得した∑シェイプシステムを採用しており、高い精度で散布します。
・X40+/X50+ ECONOV
モデル | ホッパー容量 | 寸法 幅×奥行×高さ | 散布幅 | 重量 |
X40+ | 1.900L | 2.31×2.70×1.23m | 12-18m 18-28m 24-36m 32-44m |
520kg |
2.500L | 2.31×2.70×1.41m | 550kg | ||
3.000L | 2.81×2.98×1.52m | 565kg | ||
X50+ | 2.400L | 2.98×2.81×1.26m | 24-36m 32-44m 40-50m |
570kg |
3.200L | 2.98×2.81×1.44m | 705kg | ||
4.000L | 2.98×2.81×1.62m | 730kg |
・X40+/X50+ ECONOV コントローラー
モデル | ISOBUS | セクション コントロール | 備考 | |
サルキー VISIONコントローラー+マトリクス840GS | × | 6セクション | ||
サルキー クォーツ800 ISOBUSターミナル | 〇/non isobusも可 | 12セクション | ||
社外ターミナル ※1 | 〇 | 要)機器のバージョンを確認 |
スピードコントロール
X40+/X50+ ECONOV SPEED CONTROL
SULKYは新技術「スピードコントロール」を発売しました。
現在シードドリルでは、時速20km/hでの高速播種が可能になりました。草刈り作業も時速25km/hは、今は普通です。
ブロキャスも例外ではなくMAX30km/hの時代が来ると、SULKY社は予想しています。
今回の「スピードコントロール」はその第一歩となる、アングル補正テクノロジーです。
「車速連動」のブロキャスは、車速に応じて散布量を調節しています。
しかし、高速になれば散布幅も設定より狭まってしまいます。「スピードコントロール」では、散布量だけでなく速度に応じた散布幅も補正します。
この新しい補正機能は、SULKYだけの技術です。
※1 社外ターミナルを使用の際は、下記のファイルよりマッチングバージョン・制御可能システム等をご確認下さい。
ECONOVマッチングリスト
明京商事株式会社「GRWRS(グロワーズ)」のご紹介 https://grwrs.jp/?p=3206
「GRWRS(グロワーズ)」では、ノルウェーに本社がある世界最大の肥料メーカー「Yara社」を紹介しています。
SULKY社のブロキャス肥料カリブレーション「FRTITEST」でも、肥料メーカー「Yara社」のセッティングマニュアルを順次掲載していく予定です。